これで安心!冬の日本旅行の予約でやりがちな落とし穴と回避法


誰だって失敗はするもの。
でも、旅行中となると、普段ならたいしたことのないミスも、思った以上に大きなトラブルに感じられることってありますよね。

フライトを逃したり、ホテル選びで失敗したり、本当にやりたかったアクティビティを「事前予約が必要だった…」と知って諦める羽目になったりすことは、よくある話です。

でも、せっかくのスキーリゾートへの旅は、できるだけストレスなく楽しみたいですよね?
そこで、この記事では日本のスノーシーンで20年過ごしてきた私たちが、旅行を予約するときに「やるべきこと」と「やってはいけないこと」をしっかりまとめました。

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旅行前によくある失敗


まずは出発前、旅行の計画段階でよくあるミスを見ていきましょう。


予約のタイミングが遅すぎる!


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え〜っと、その料金、これから安くなることは…まずありません。

「ビジネス」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは? そう、需要と供給ですよね。
スノーリゾートの予約もまさにそれと同じ。早割プランがなくなって、世界中から予約がどんどん入り始める頃には、宿泊先・レストラン・レッスンの枠なんて、もう埋まってしまっていることがほとんどです。

残っているのは…「なぜ今まで空いてたの?」と思うような高額プランばかり。
お得な選択肢は、迷っているうちにあっという間に誰かに取られてしまうんです。


宿泊先の下調べ不足

世界の多くのスキーリゾートでは、施設や宿、飲食店などがひとつの地域に集まっているのが一般的ですが、日本のスキーリゾートはもう少しエリアが広く、分散しているのが特徴です。

わかりやすく言うと、ニセコには4つのエリアがつながっていて、富良野には2つ。そして白馬にいたっては…なんと10エリア!(そう、10です。読み間違いじゃありません!)


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想像がつくと思いますが、購入するリフト券の種類によっては、実際に滑りたいゲレンデやレッスンを受ける場所から、宿が遠くなってしまうこともあります。

予約前にしっかりエリアの情報をリサーチして、全体の位置関係をざっくりでも把握しておくのがおすすめです。
もしホテルがゲレンデまで徒歩圏内でなければ、送迎バスがあるかどうか、あるいはレンタカーを使う方が便利かなど、そういった点も事前に確認しておきましょう。


重たいスノーギアの持ち運び


学生時代、お母さんがマドンナを大音量で流しながらお迎えに来たときの気まずさ、覚えてますか?
あれ、まだかわいい方です。

本当の“恥ずかしさ”は、スーツケースとボードバッグを抱えて、ぎゅうぎゅうの電車に乗ったときにやってきます。
正直、あれは本気でキツいです。

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日本の歩道や、公共交通機関はとにかくスペースが狭い!

そこでおすすめなのが、レンタルギアは事前予約しておいて、ボードバッグを街中で持ち歩かずに済むようにすること。
さらに、スーツケースは東京の空港から宿泊先(ニセコ・白馬・富良野など)まで、「クロネコヤマト(宅急便)」で直送してしまいましょう。

冬の間はこうした宅配サービスの利用がとても一般的なので、到着時にはすでに荷物が宿であなたを待っている…なんてことも珍しくありません!


レンタルを事前予約していない


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冬のあいだ、日本のスノーシーンには本当にたくさんの人が滑りにやって来ます。想像以上に多いんです。

だからこそ、この冬しっかりとベストなギアで滑りたいなら、レンタルは早めの予約がおすすめ。
ゲレンデの雪質に合った板を確保できるだけでなく、リフト券の購入や旅行直前のバタバタのなかで余計な手間を減らせるという意味でも、かなり助かります。


レッスンやガイドの情報を調べていない


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10歳のお子さんを、うっかり7時間のバックカントリーツアーに申し込んでしまった…なんてことにならないように、事前に内容や対象年齢・レベルをしっかり確認しておきましょう。

どんなプランがあるのか、そしてそれぞれどんな人に向いているのかを把握しておくのが大切です。

ここからは、Rhythm Ridesが提供する主なレッスン&ガイドサービスと、その違いをわかりやすくご紹介していきます。


タイプ

内容

対象者

レッスン

ゲレンデでの技術をしっかりレベルアップできるプライベートレッスン

全レベル対応

リゾートガイディング

スキー場の中を案内するガイドプラン

全レベル対応

ツアー

本格的なバックカントリー体験。スプリットボードやビーコンを使って、雪崩対策をしながら何時間も山を登って滑る、上級者向けのアクティビティ

上級者向け

旅行中によくある失敗


無事に日本に到着!ここまでは順調ですね。
でも油断は禁物。ここからは、現地でやりがちな“うっかりミス”をご紹介します。しっかりチェックして、楽しい旅を満喫しましょう!



雪山に不向きな靴を持参して後悔!


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雪のある場所に行くのに、普段履きのVansでなんとかなると思っていませんか?
凍った歩道やひざ下まで積もった雪の中を歩くには、まったく歯が立ちません!

しっかり準備するなら、アウトドア用のマウンテンブーツが必須です。(ちなみに、Timberlandではないですよ!)

もし出発前に用意できなかったとしてもご安心を。Rhythm Summit各店では、雪山仕様の頼れるブーツを取りそろえています!


その行動NGかも?温泉でのマナー違反


滑ったあとの締めくくりに、伝統的な温泉でゆっくり癒される...これ以上のご褒美はないですよね。

でも、温泉に入る前には必ず施設ごとのルールを確認することを忘れずに。快適に楽しむためには、基本のマナーを押さえておくことが大切です。

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ニセコや白馬のような観光地では受け入れられてきてはいるものの、日本の温泉ではタトゥーに対してまだ慎重な施設も多いのが現実です(たとえカッコよくても…!)。

せっかくの温泉で、全裸のまま日本語で注意される——なんて状況を避けるためにも、事前に入浴可否を確認しておくことをおすすめします。

温泉で気をつけるべきルールがまだよく分からない方や、ニセコ白馬富良野エリアでおすすめの温泉を知りたい方は、エリア別温泉ガイドもぜひチェックしてみてください!



英語が通じる前提で行動してしまう


たしかに、東京・京都・大阪のような大都市と比べると、日本の山間部のリゾート地には外国人や英語を話せる人が多い傾向があります。

とはいえ、ここは日本。現地の人との会話で言葉の壁を強く感じる場面は少なくありません。英語が通じると思い込まず、最低限の準備や心構えはしておきましょう。

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まずは基本を押さえておくのがおすすめ。
あいさつや「ありがとう」、注文の仕方など、最低限のフレーズを覚えておくだけでも、旅のスムーズさが全然違います。

★ちょっとしたコツ
ネットでよく使う日本語フレーズを調べておきましょう。Duolingoで「私の姉は猫を2匹飼っています」と言えるようになるのはすごいですが(笑)、それよりもごはんを注文したり、予約を取ったりできる方が現地では役立ちます。

★★さらに上級のコツ
街中の看板やメニューを読めるようになりたいなら、「Dr Moku」というアプリもおすすめ。ひらがな・カタカナを覚えるのにとても役立ちます。

ちなみに…
Dr Mokuからお金をもらっているわけではありません!
Rhythmのスタッフの多くが日本に来たばかりの頃に実際に使っていて、本当に使えるアプリだから紹介しているだけです。



日本ではチップはNG?


アメリカ出身の方にとっては、「チップのない世界」なんて信じられないかもしれませんが、日本ではチップは基本的にありません。むしろ、チップを渡そうとすると戸惑われたり、失礼に思われることすらあります。

たとえ2円のおつりであっても「おつりはいいよ」と言っても、きっちり返されます。
なのでやめておきましょう。

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でも、逆に言えばチャンスです!
旅行のためにチップ代をあらかじめ予算に入れていたなら、その分を早割レンタルの予約にまわしましょう!お得なプランは早い者勝ちですよ!


電車=24時間運行は大間違い!


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東京から北海道への乗り継ぎ便が深夜発ですか?
それなら空港近くに1泊するのがおすすめです。

日本の電車は運行中こそ本数も多くて便利ですが、深夜0時頃にはほとんどの公共交通機関が終了し、再開は朝7時前後というのが一般的です。

この事実を知らずに「せっかくだから都内で一泊しよう」と東京中心部まで移動し、翌朝に成田空港へ戻れず高額な長距離タクシーを使うはめに…という失敗談もよくあります。


現金ゼロで旅するのは要注意!


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日本では、まだまだ「現金最強」!
近年はカード決済ができるお店も増えてきましたが、日本は今でも現金中心の社会です。いざというときのためにも、常にある程度の現金は持っておくのが安心です。

★ちょっとしたコツ
カードを使って現金を引き出したい場合は、コンビニATM(セブン銀行など)が便利。海外発行カードを使うなら、WiseやUP(旧Airwallex)のカードを使うと両替手数料を抑えられておすすめです。

Now you're all travel ready for your first trip in Japan's mountain resorts, let's throw a spanner in the works... have you booked your rentals yet? Time is running out to score 20% off as part of our mammoth early bird savings!