20周年の物語: リズムレールジャムの振り返り

20年間のパウダー、20年間分の乾杯、20年の物語 -リズムジャパンはついに20周年を迎えました!

毎年冬になると、リズムレールジャムが街を騒がせます。毎年欠かさず、今年は過去最大規模!と毎年うたっています。


01-03-25_RailJam_WEBRES_DSC00467_NR.jpg

正直、昔を知らない人にとっては、ただのマーケティングっぽく聞こえるのも分かります。「さらに進化!」みたいな言葉に期待を裏切られた経験、ありますよね。

でも実際のところ、リズムレールジャムの歴史は本当に濃くて面白いんです。ということで、少し振り返ってみましょう。



ユルト時代


jam1.webp

リズムジャパンのエンプロイエクスペリエンスのディレクターであるDjan Astonはこう振り返ります。

Main Stを作るためにBerg Plazaに移った頃にリズムレールジャムが始まったと思うけど、かなり小規模だったね。」

「正直、今となっては曖昧なんだけど、Tanuki Barの前だったか同時期だったか…記憶がごちゃごちゃで。でも最初の年はHerbie’sっていう、360度窓のあるユルト型テントのバーでやったのは確か。」

「ちょうどHirafu188ができる前後で、その頃はNiseko Pizzaの建物があって、その隣にオーストリア風のバー、Herbie’sがあったんだよ。」


jamposter1.webp

当時のヒラフを知っている人なら分かるかもしれませんが、Herbie’sは通称「Umbrella Bar」とも呼ばれていて、初期のポップアップ的な場所のひとつでした。今でもローカルにとっては思い出の場所です。

リズムヒラフ店のストアマネージャーMatt MacAuleyは当時をこう語ります。



jam4.webp

「最初の頃は観客も少なくて、プレッシャーなく思いっきり攻められたんだよね。」

「かなり自由だったよ(笑)。Herbie’sの駐車場でやってて、除雪車で雪を積み上げて、そこにちょっと怪しいレールを置いて…毎回実験みたいな感じだった。」

さらに思い出話を続けながら、Tanuki Barでの80年代テーマのアフターパーティーについて話しかけたところで、「…あ、これ言わない方がいいや(笑)」

と途中でストップ...。


jam5.webp

実際、このインタビューでは“話せない話”がかなり多く、記事に載せられなかった内容も多数。とはいえ、いわゆる“スキーバム”たちが手作りでイベントを作っていた時代、盛り上がらないわけがありません。

Djanもこう語ります。

「本当にすごいパーティーだったよ。」

そして彼は、毎年のイベントを思い出すきっかけとして「重すぎるシュナップスのパレット」の話をします。

「毎年、そのめちゃくちゃ重いシュナップスのパレットを運ぶ係だったから、それで年ごとの記憶がはっきりしてるんだよね(笑)」

「最初はHerbie’s(Umbrella Bar)でやって、その後The Valeの前に移動して、そこからギントビレッジ、サンスポーツ、そして今はグランヒラフって流れ。」



駐車場時代


jam6.webp

初期と現在を比較して、リズムジャパンの元スタッフChris Smithはこう話します。

「ここまで大きくなるとはね、本当にすごいよ。」

「当時はレールジャムって“ついで”みたいな存在だった。専任の担当もいなくて、“あ、今度レールジャムやるよ”みたいな感じ。」

「コースもかなりラフだったし、今みたいな準備はいらなかったね(笑)」



jam9.webp

さらにこう続けます。

「昔のYurt Barの写真見たことある?かなりヤバいよ(笑)。めちゃくちゃ細いコースで、ドロップインもきついし、ランディングしたらそのまま道路か観客に突っ込む感じ。」

「最初は15〜30人くらいしかいなかったけど、夜になるにつれて人が増えていって、それがまた良かったんだよね。」



Red Bullが入りレベルがさらにアップ


良いものは成長するもの。Chrisにとって転機は2017年でした。

「Ginto Villageに移って、初めてRed Bullがスポンサーに入った時、一気にレベルが上がった。」



jamposter2.webp

「コースを作って、全部赤く塗って、とにかく“イベント感”を出そうとしてた。Tim Herbertや片山龍も来てたし、Marcus KlevelandやNils Arvidssonがジャッジに入って、一気に本格的になった感じだったね。」



手作りから本格イベントへ


成長とともにイベントも進化。

「昔の手作り感あるイベントは特別だったけど、この規模になるにはちゃんとした形にする必要があった」とChrisは振り返ります。」


rj0-1024x576_1.webp
「プレッシャーも増えたし、ライダーも観客も増えた。でも、あのままのノリではここまで成長できなかったと思う。」




2026: さらに巨大に

2026年のイベントは、グランヒラフでの開催2年目。Swatch Nines グランヒラフのサポートによる特別コースに加え、同イベントへのワイルドカード出場権も用意され、まさに過去最大規模。

「イベントが大きくなった」というより、“進化した”と言えるでしょう。



rj1-1024x576.webp

駐車場の謎レールから始まったこのイベントは、今や世界レベルのコースデザインへ。

リズムレールジャムはただ大きくなっただけでなく、成熟したのです。そして8回目となる2026年、まだまだ進化は止まりません。

イベントを引き継いだMaya Bandoはこう語ります。

「3年間レールジャムを担当してきましたが、グランヒラフでの2回目の開催を本当に楽しみにしています。」


rj3-1024x576.webp


「1年以上かけて準備してきた、私たちの冬のフラッグシップイベントです。ぜひ会場で、この迫力と熱気を体感してください!」

本当に、今年はとんでもないイベントになります。

2月28日、ぜひ現地でお会いしましょう。

リズムレールジャム 2026は、2月28日、ニセコ東急グラン・ヒラフ フリーライドパークにて開催されます。

また、リズムレールジャムの後はヒラフのアイコニックなバー、Powder room にてアフターパーティーがあります!是非レールジャムで盛り上がった後は、ビールやカクテルで体をクールダウンさせてください。

昔ながらのリズムの話を聞くのが好きですか?これはほんの一部に過ぎません!店頭でスタッフと話して、隠れた名品を見つけてみてください!