白馬 vs ニセコ vs 富良野 -どの山があなたを呼んでいる?
白馬に行く理由

白馬バレーには、10つ以上のリゾート、日本屈指のバー、そして日本最大級の地形によるパーク群が集結。
アクション満載の“パウダー・アドベンチャー”を求める人にとって、白馬はまさに最高の選択肢です。
この冬、これほど多くの人が白馬バレーに注目している理由。私たちが考える「白馬が特別な5つのポイント」をご紹介します。
1. 雪量
2年前、もし雪量を白馬の特徴として挙げたら、皆に笑われてコメント欄でボロクソに言われたでしょう。

でも今は違います。
昨シーズン(2024/25年)、白馬バレーには雪の神様が本気を出し、過去10年で最大の年間降雪量を記録。さらに68年ぶりのベストなシーズン初期の積雪も達成しました!
ニセコが「日本のパウダーの都」と呼ばれ、富良野が北海道のパウダーベルトに位置しているにも関わらず、白馬が日本の雪の都の座を争う存在になりそうです。
2025/26シーズンがその決着をつけるでしょう!
2. イベント

スノーマシーン、雪見映画祭、the Freeride World Qualifiers... 日本の雪山リゾートで行われるイベント数といったらトップです。あなたが求めているどんな形のイベントだって、白馬なら全てあります。雪の中の競い合いだって、音楽、映像、映画祭、どれだって揃ってます。
白馬はオン・オフ両方で楽しめるアクション満載の山です。
3. パーク

そして今、もうこれは秘密とは言われなくなっています。
もし、パウダーを追って、ニセコが一番だとは思っていますが、もしパークの最高の場所を探しているのであれば、白馬があなたの一番の選択となるでしょう。
白馬エリアには10以上のリゾートがあり、日本でも最高峰の地形によるパークが揃っています。
Hakuba 47の大規模なギャップやTsugaikeのOakley TGPARKなど、パークの充実さは最高峰で、ジャンプやレールが豊富で飽きることがありません。
4. フリーライディング
The Freeriding World Qualifiersが白馬を選んだのは、「フリーライドに適した場所だから」だけではありません。

白馬は日本でも屈指のフリーライドスポットです。その理由は科学的にも明らかで、白馬は日本アルプスでも標高が高いリゾートのひとつ。
最高峰は3,000メートル超で、ほぼ富士山と同じ高さです。

結果として、より急な斜面、高い山、スタート地点の高い場所、大きなドロップを楽しめます。
また、ゲートシステムのアクセスが容易なため、バックカントリーやサイドカントリーの選択肢も豊富です。
5. 日本の伝統的雰囲気

どのスキーリゾートも開発され、近代化が進みます。
しかし、白馬は大規模開発やリノベーションが各地で進む中でも、日本らしい風情を保っています。
小さな居酒屋や伝統的な旅館、広がる田園風景...
冬の観光客が多くても、まるで日本の中の村にいるかのような感覚が味わえます。
日本文化と西洋文化のベストを融合させた「両方の良さを体験できる場所」と言えるでしょう。
ニセコに行く理由

にせこ、ニセコ、NISEKO...もう冬になると聞かないことはないのではないでしょうか?
まだ、この雪を経験していない?4つの繋がっているリゾート、どこまでも続いていくバックカントリー、そして世界中でも有名なリゾートの数々...もしまだニセコで滑るというバケットリストが叶ってないのであれば、やらなければならない5つの理由です。
1. 普通、これこそが一番の理由

普通と聞くと、みなさん普通か〜ってなりますよね。
でも、普通こそがいく価値がある最高の理由になるんです。今ではもう、みんなのお気に入りスポット、そしてスキーリゾートの中のアイコン的な存在。それがニセコです。
毎年、毎年、ニセコは平均で14 - 15 メーーートルの雪が降ります。そうです、メートルです。
東京だと14センチとかでも、大ニュースになるくらいのお祭り騒ぎですが、それが14メートル、平均です。
もし、パウダースノーを求めているのであれば、ニセコが唯一無二の存在だと思います。
2. バックカントリー

もしあなたがニセコを訪れ、ゲート3を登って山頂に立ち、快晴の日にあたりを見渡したことがあるなら、どこまでも続く山々の連なりを目にしたはずです。そしてそのすべてが滑べることが可能なフィールドです。
バックカントリーのエリアに関して言えば、ニセコはまさに王者。
無数のライン、多彩な地形、そして訪れる山によって異なる魅力を兼ね備えた、究極のバックカントリーエリアです。
3. 食べ物

食べ物、これは北海道にあるニセコであれば当たり前に言えることではないでしょうか?
ミシュランスターのお寿司やさんから、暖簾をくぐって入るようなラーメン屋、そして居酒屋はもちろん。そして、国際色豊かだからこそのパブや食べ物まで。ニセコは全ての食べ物を揃えてます。
昼間は雪山を滑って滑って、滑りまくりカロリーを消費して数キロ痩せ、夜にはその分を取り戻すほどのご馳走を堪能する。そんな“食べて滑ってまた食べる”理想の冬を過ごしたいなら、ニセコはまさにうってつけの場所です。
4. リテール

ニセコの中心にある、何もかもが充実したRhythm Summit 店舗だけでなく、買い物を楽しめる場所はまだまだたくさんあります。
地元ショップ Public Menace でルーズフィットのパンツを探したり、家族や友人へのお土産に Mountain Merch のグッズをまとめ買いしたり、有名ブランドの Burton や Moncler のストアでウェアをアップグレードしたり。
どんなショッピングスタイルでも、ニセコなら“買い物セラピー”がしっかり満たされます。
一つ私たちが今言えることは、ニセコに来る時は少し大きめなかばんで来てください。いずれ、帰る時には必要になるはずです。
6. パウダースノー

世界中で今使われている「ジャポウ」という言葉。その言葉は、ニセコから始まりました。そうです、世界中からも注目のニセコ。これだけで来る理由になりますよね。
富良野に行く理由

新しいお気に入りスポット。富良野には2つのメインリゾートがあります。他のエリアよりもかなり空いており、北海道の人たちのお気に入りスポットを今年の冬は試してみてはいかがでしょうか。
1. 人が少ない

ここで正直なお話を。どのくらいのご友人が富良野で滑ってきたという話をしているでしょうか。そんなにはいないのではないでしょうか。
日本のスキーリゾートの中でも、まだ新しい注目株として頭角を現し始めた富良野は、実は“日本で最も軽く乾いた雪”を誇り、北海道の「パウダーベルト」に位置することから、極上のパウダーと人混みの少なさが魅力です。

まだ新しいリゾートということもあり、多くの人が「未知の場所」に行くのを躊躇して、聞き慣れたニセコや白馬へと足を運びがち。
でも、人とは違う場所で、夢のようなパウダーを独り占めし、リフト待ちに時間を費やしたくないなら─富良野が断然おすすめです。
2. 新しい地形

「昔はもっと良かった」って言いたくなる気持ち、ありますよね。
“98年にRage Against The Machine見に行ったんだよ”とか、“昔のフォード・フェアレーンは最高だった”とか。
スキーリゾートでも同じことが起きます。
「え、ニセコ行ったの? 俺ら2007年に行ったよ、まだ混んでなかった頃にね」
もしこれが自分のセリフに聞こえる人。
流行の最先端を行くタイプでも、いつも乗り遅れて「みんなどうしてそんな早く知ってるの?」って思うタイプでも。
どちらにせよ、“次のニセコ”になる前の今、富良野に行っておくのが正解です。

信じてください。
この冬が、富良野を“北海道で一番の隠れた名所”と呼べる最後のシーズンになるかもしれません。
数年後には、完全に“有名スポット”になっているはずです。
3. 温泉

どの地域に行っても、日本には素晴らしい温泉があります。
でもやっぱり、“山の中の温泉”には特別な魅力を感じませんか。
そして富良野周辺には、メインの温泉が数ヵ所あるどころか、北海道の最高峰クラスの温泉が、車でちょっと走れば集まっているんです。
温泉、ワイナリー、牧場、そしてパウダー。アメリカで言うなら、富良野はまさに“温泉界のナパ・バレー”です。
4. ファミリービジネス

家族経営のラーメン屋や居酒屋、地元の民宿、昔ながらの旅館
富良野は、“心が温まるファミリー感”にあふれています。
ニセコや白馬のように、20年にわたってインバウンド観光に頼ることができなかったからこそ、
地元の人々が大切に守ってきた“日本らしさ”が今も色濃く残っています。
雪の上でも、街歩きでも、富良野の豊かな歴史と文化にきっと懐かしさを感じるはず。
5. インスタ映え

バズった写真スポットに共通すること、知ってますか?「最初に撮った人」がいたってこと!
ローソン越しの富士山の写真だって、最初に“これいいじゃん”って思った人がいたから、今や世界中のインフルエンサー達が同じ写真を撮りに来るんです。

富良野もまさにその段階。
どこまでも続く山並み、絵画のような花畑、黄金色の田園風景
日本の自然美をこれほど映えに感じられる場所は、そう多くありません。
結局どこを選んだとしても、最高の旅になることは間違なし。となると、やることは一つ!レンタルギアは飛ぶように予約で埋まっています。予約をするなら今です。手遅れになる前に!
