日本の冬の気候変動で旅行の仕方が変わる!?
ビーチで、毎日同じ場所を金属探知機で探してる人を見たことありますか?
見つからないと分かっていながら、それでも諦めずに砂を掘り続ける.......
それがまさに、2024/25年の白馬のような“伝説のシーズン”をもう一度探し求めるパウダー探索隊たちの姿です。
あの冬は本当に歴史に残るほどのシーズンで、きっとこれから50年は語り継がれることでしょう。
でも、それが二度と起こらないという意味ではありません。
むしろ、あらゆる兆候を見る限り、2025/26年の冬は「200万分の2」の奇跡の!!!
もう一度、記録に残る最高のシーズンになる可能性があるんです。
とはいえ、「そう言うのは簡単だけど、本当のところどうなの?」と思う方もいるはず。
そこで私たちは、最新の気象トレンドと予測データをもとに、この冬が昨年と比べてどうなりそうかを徹底的に調べてみました。
去年の冬は何が特別にさせたの?

La Nina(ラニーニャ)
去年の冬はこの言葉があちこちで飛び交っていました。正直、「ラニーニャって何?」と詳しく分かっていない人も多かったですが(笑)、みんなが分かっていたのはただひとつ。
雪がめっちゃくちゃ降っていた。
結局のところ、それが一番大切なんです。
実際何がLa Ninaで、日本がそんなに良かったのか?

さて、ここで最初にお伝えしておきますが
私たちは「気象学者」ではなく、パウダーを愛してこの業界に飛び込んだスノーラバーです。
でもざっくり説明すると、La Ninaラニーニャとは「エルニーニョ・南方振動(ENSO)サイクル」の一部で、海水温が平年より低くなり、深いところの冷たい水が表層に湧き上がり、表面の風が強く吹くという気候パターンのことです。
つまり、海にとっては“まあまあ地味な”状態になるのですが、
雪にとっては最高のコンディションが整うというわけです。
そして、すでにシベリアからの冷たい寒気が日本海を越えて吹きつけることで世界的なパウダーを誇るニセコでは、このラニーニャが重なることで、まさに「伝説級」のシーズンが生まれるのです。
科学的には今年の冬はどうなのか?
さて、さまざまな気象レポートによると、La Nina ラニーニャは徐々に弱まってきているようです。
でもそれは、「雪が減る」という意味ではありません!
海面温度、風の流れ、海中の変化など、さまざまな要素を分析すると、
La Nina ラニーニャはシーズン終盤にかけて徐々に弱まるものの、シーズン初期には昨冬のようなドカ雪が期待できるという予測が出ています。
とはいえ、「弱まる」という表現が少し誤解を招きがちです。
“ラニーニャが弱まる”というのは、雪が止むとか、パウダーが消えるという意味ではなく、
単に日本が「平均的な冬」に戻るということなんです。
でも、日本の“平均的な冬”がどんなものか知っている人なら分かりますよね。
ご心配には及びません、たくさん降ります。
「平均的な冬」に戻るとしても、どれくらいの雪を期待できるの?

では、実際に数字を見てみましょう。こちらは、過去3シーズンのニセコ・富良野・白馬の年間降雪量です。
2022/23 | 2023/24 | 2024/25 | |
ニセコ | 14.5 m | 11.9 m | 12.3 m |
白馬 | 4.4 m | 5.6 m | 7.8 m |
富良野 | 6.15 m | 8 m | 5.3 m |
ご覧いただいてるとおり、記録的なシーズンであろうと「平均的な」シーズンであろうと、どちらにしてもとんでもない量のパウダーが待っています。
ってことは、私のホリデーはどうなるの!?

この冬に向けて、すべての準備を整えましょう!
映画の世界でも似たようなことが言えます。歴代の世界興行収入ランキングを見てみると、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
どれも「続編」ばかり。
これはつまり「前回見逃した人たちは、次こそ見に行く」ということ。

スノーシーズンもまったく同じです。
昨年の“伝説の冬”を逃した人たちは、今年こそはと完全に準備を整えています。
その影響はすでに予約の動きにも現れていて、今シーズンは「Japow(ジャパウ)」に世界中の視線が集まっているんです。
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